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肩こり気功でセルフケア・・・デスクワークの肩こり・目の疲れに

わらびの健康塾へようこそ! 

はじめましてわらびです。
頑固な肩こりが一度の気功で治ってしまったのをきっかけに気功をはじめて33年。
気功教室で20代から90代の生徒さんに気功を伝えています。
ここにはわらびの気功教室で好評だった肩のリラックス気功をご紹介しました。
(わらびの気功教室ー中和健身会はこちら)

気功は、自分で自分の不調をととのえるセルフケアの宝庫です。

 気功は5000年の歴史を持つ養生法。
 じつは、自分で自分を元気にするセルフケアの宝庫です。
 パソコンで疲れた肩や目、うつむいて続ける手作業からの腰・腕の疲れ、
 病院にに行くほどでもないちょっとした不調なら、簡単気功で調整できます。

 わらびの健康塾は「小さな不調は自分で治す」「未病を治す」がテーマです。

簡単で誰でもできる、デスクサイドの3分気功

今すぐ!その場で、その肩こりを楽にするデスクサイドの3分気功!
日常の暮らしのなかでたった3分! 肩こりは何もしなければそのままです。
肩こりや目の疲れがひどい方は、ぜひ試してみて下さい。

 パソコンワークの一休みに、
 トイレに立ったついでに、
 お昼休みに・・
 コーヒーメーカーの前でも
  3分あれば肩が楽になる功法を集めました。
  一度覚えれば、一生の財産になってくれます。

痛みによく響く気功のために、前もって知って欲しいこと。走り読みで0K 

気功は一見、簡単な体操のように見えますが、
なにぶん5000年の歴史ですから膨大な理論体系や約束事があリます。
その約束事を知っているのと知らないのとでは、
身体への響きがおおきく違ってきますから、
走り読みでかまわないので、気功の基本を軽く理解しておきましょう。

  1. 気功では宇宙も自然も人も、全ては「気」でできているという考え方を基礎にしています。
  2. 人にとって気は生命エネルギーです
    生命エネルギー(気)の流れや質が悪くなったところから病気が始まり、生命エネルギー(気)がなくなれば生命は終わる。と考えます。
  3. 気功は調身・調息・調心の三調合一という、気功ならではのやり方で、悪くなった気の流れを正し、減ってしまった気を補います。
調身(ちょうしん)
身体のコントロール
力みや無理のない動きを基本に身体全体の整え方を身につける。(最小限の力で最も大きくおおらかに)
調息(ちょうそく)
 呼吸のコントロール
ゆったり穏やかな呼吸を基本に息の使い方を身につける。(特別な要求がない限り、逆腹式呼吸)
調心(ちょうしん)/ 
心のコントロール
雑念を捨てたりイメージに集中したりして心の整え方を身につける。(今この時に心を集中)

(気功の理論や歴史や約束事を少し詳しく知りたい人へ、わらびの健康塾気功の基礎知識はこちら

デスクワークの肩こり
未病、自己治療

肩の気血の流れがよくなれば、肩こりは楽になリます。

パソコンや日常作業で同じ姿勢をしていたり、
読書や趣味の作業で姿勢を固定していたりすると、
いつのまにか肩や首が緊張し、筋肉が固くなって、
それが気の流れを悪くしてしまいます。

それだけではありません。
気は血液を運んでいるので、気の流れが悪くなると
血液の流れまで悪くなってしまいます。


肩こりといってもこじらせてしまうと、
目や耳、頭痛などの不調にも繋がります。
赤ちゃんが元気なのは、
体中の気血が快調に流れていて、
気血の滞りや偏りがないから。
肩のリラックス気功は、
肩周りの気血を整えて元気な肩を取り戻すとても簡単な方法です。

さあ、その肩こりを何とかしましょう。
覚えれば、気功は一生の財産になってくれます。

気功のコツは、ゆっくりの息、ゆっくりの動き

肩のリラックス気功1 ー 肩を上げる・下げる

 今、どんな姿勢をしていますか? 椅子? 電車の中? ソファー? 
 立っている人も、座っている人も、どちらの姿勢でもかまいません。
 まずは、一番シンプルな肩のリラックス気功

  1. 身体をまっすぐにします。特別の要求はありません。リラックスして、自然にまっすぐに。  
  2. 息を吸いながら、両肩をゆっ〜くり持ち上げ、首を縮めて、ちょっと止めて。
  3. 息を吐きながらゆっくりフワッと肩を降ろします。首は自然にまっすぐに。
  4. 肩を降ろしたまま、普通に一つ息をします。
肩のリラックス気功−肩を上げる、下げる。

はい。気持ちよくできましたか?
息は、吸うときは必ず鼻で、吐くときは鼻でも口でもかまいません。
つい力を入れすぎる人も多いのですが、
力を入れすぎたり、頑張りすぎないように注意して、
軽く軽くゆっくりとやりましょう。

肩を降ろすときは、ドサッと降ろさないで、
ゆっ~くりフワッと降ろしてくださいね。
気持ちよくできた人は、
姿勢を立て直して、もう一度やってみましょう。

肩のリラックス気功2 ー 肩甲骨を上げて・閉じる 

肩のリラックス気功1で物足らなかった人は、次の功法をやってみてください。(下の図の左)

  1. 身体をまっすぐにします。リラックスして、自然にまっすぐにします。
  2. 両手を両足の間に垂らして、さっきのように息を吸いながら両肩持ち上げて首を縮めます。
  3. その状態から、首を縮めたまま肩甲骨と肘を後ろにギュッと寄せて、あごを上げます。
  4. 息を吐きながら、後ろに寄せた肘と肩甲骨をゆっくりフワッとリラックスします。首は自然に元に戻します。
  5. 肩を降ろしたまま、普通に一つ息をします。
肩のリラックス気功−肩甲骨を上げて・閉じる。肩のリラックス気功−肩甲骨を上げて開く

はい。さっきより効きましたか?

携帯を手に持っていては、効果は出ませんよ。
気持ちよくできた人は、
姿勢を最初に戻して、繰り返しましょう。

肩のリラックス気功3 ー 肩甲骨を上げて・開く

さっきと反対に肩と肩甲骨を回します。(上の図の右)

  1. 身体をまっすぐにします。リラックスして、自然にまっすぐに。
  2. 両肘を後ろに引いて息を吸いながら、後ろから肩甲骨を持ち上げ、
  3. 首を縮めて、ちょっと止めて。
  4. 首を縮めたまま肘を前にもってくると肩甲骨が開きます。
  5. 息を吐きながらゆっくりフワッと肘を前に降ろしましょう。

肩のリラックス気功2と3は、
肩甲骨の後ろ回しと前回しです。
気持ちよかったほうの回数を多くします。

肩のリラックス気功を何度かやったあと
「ああ、ここも動かしたい」と思うところが見つかったら、
自由に気持ちいい範囲でゆるゆる動かしましょう。
首を動かしたり、背中を動かしたり、
自分の身体の声を聞いて動きます。
もし、あくびや、鼻水、涙が出たら、
それは、身体の緊張がほぐれたサインですので大成功です。
止めないで出し切ってください。

肩のリラックス気功ー気持ちよかった人と効かなかった人の違い。

ーやり方のコツ・気功の特徴がつかめれば、もっとうまくいきますー

 試してみた方全員に、
ああ気持ちよかったと思っていただきたいのですが、
あまり気持ちよさを感じなかった方は、
きっと、動きが速すぎたり、
息を止めて動いたり、
腕に力が入りすぎていたり、
最後の一息でリラックスすることをしなかったり・・・
全体にりきみすぎていたのかもしれません。

気功は、普通の体操やストレッチとよく似ていますが、
気功ならではのちょっとしたコツが生きてこないと気功にならないのです。
気功ならでは特徴とやり方のコツを下にかいておきますから、
これをよんで、もう一度やってみてくださいね。

気功の特徴&やり方のコツ

特徴1)ゆっくり呼吸で筋肉も骨も内臓も動く

気功の動きはゆっくりていねいに大きく動きますが、
弾みをつけたり、力を入れて頑張りすぎたりしません。

ゆっくり吸う呼吸で肩だけでなく背中や腰、
お腹の筋肉、そして内蔵も自然に持ち上がり、
ゆっくり吐いたとき、肩だけでなく、
筋骨、内臓、全体が降りてくるのです。

筋肉だけ動いた人は呼吸が身体全体に響かなかった分、あまり気持ちよくなかったかも。

気功は痛みのある場所だけを整えるのではなく、
動きにあったとても穏やかな呼吸で、
痛みとは関係ないように見える内蔵はもちろん、
痛みと続いている筋骨全体を、
それと気づかないうちに整えてくれます。

特長2)一瞬の緊張と全身のリラックス「一緊一鬆」の気持ちよさ

肩を持ち上げたとき、ちょっと緊張、
降ろしたときフッとリラックスしましたね。
息を吸った時、筋肉を緊張させて、
吐くときふわっとゆるめる。
ドサッとではなくフワッとゆるめるんですよ。
これを「一緊一鬆(いっきんいっしょう)」といい、
気功の特徴の一つです
ゆるんだとき、柔らかくなった筋肉や細胞に一気に気や血液が巡って、疲れやコリをほぐしてくれるのです。

一緊一鬆の「鬆」は、お豆腐にスがはいったときの鬆(す)のこと。
骨粗鬆症で骨がスカスカにになった状態を表すのも「鬆」ですね。
例えばお皿荒いのスポンジをイメージしてみてください、
隙間がたくさんありますね。

一緊一鬆 
一瞬緊張させてから、フッと緩める。

これを両手できゅっと握りしめると、
スポンジが固く小さくなります。
握っていた両手を一気に緩めると
スポンジはフワッと膨らみます。
スポンジの隙間に空気が一気に入ったからですね。

肩のリラックス気功でも、
疲れて固くなっていたところを持ち上げて
きゅっと一瞬緊張させてから、フワッと緩めると
、柔らかくなったスポンジにドッと流れ込むように気血が流れ込んで
血流がよくなるとイメージするとわかりやすいかもしれません。
緊張しただけで、ふわっと緩めなかった人はあまり気持ちよくなかったはず。
ゆ〜くりフワ〜ッと降ろして下さい。

特徴3)意識は動きに集中、脳はリラックス

身体を動かしている時、
動き以外の他のことは考えていませんでしたね。
これは、気功をするとき、とても重要なことなのです。

いつもの私たちの心や意識は
「心猿意馬(しんえんいば)」といって、
騒ぎ立てる猿や走る回る馬のようにちっとも静かな時がありません。
未来を心配したり、過去を後悔したり、
頭はいつも緊張し休まることがないのは、
皆さんよくご存じのとおり。

気功では、働き続けた身体にリラックスが必要なように、脳にもリラックスが必要だと考えます。

  脳のリラックスとは、何も考えないこと。
  ポカンとすること。
  頭を空っぽにすることです。

とはいうものの、
じつはこれはそう簡単ではないので、
初心のうちは、動きに集中して他のことは考えない。という練習をします。
今、この時に、心と意識を集中する練習です。

肩を持ち上げた時は、
肩の感じ首の感じに集中します。
それだけでも、心配や不安や腹立ちや疑問などから離れることができますから、
その時、頭、つまり脳がリラックスできるのです。

身体のリラックスより、
脳のリラックスのほうが疲労回復の力になってくれます。
これは気功ならではの醍醐味ですが、
理屈ではわからないことなので、
練功の中で体得していきましょう。

脳はリラックス

特徴を理解したら、もう一度、ゆっ〜くりやってみましょう

とりあえず、肩のリラックス気功はここまでです。

じつは、私が気功を始めるきっかけになった、
肩こりがすっかり治った気功は、
ここでは紹介していません。
理由は、肩コリや目の疲れだけでなく、
全身の調整にとてもいい気功だったから。

その気功-「甩手(すわいしょう)}は
わらびの気功塾YouTubeシリーズ
「全身の疲労回復ー簡単気功編」(リンク 制作中)で
ご紹介する予定です。
他にも簡単気功をご紹介していきますので、
お楽しみに。

それでは皆さん、お元気で!またお会いしましょう!!               

わらびの気功教室(中和健身会)では、易しい動きの基本功や、心身調整の気功などをやっています。 中和健身会はこちら     

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